南青山メディカル整骨院
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2014年02月24日
オリンピックレース直前にチームメイトに送った一通のメールと、仲間の信頼。
「チームにはメダルが必要だ。君ならとれる。僕の代わりに滑ってほしい」
byギルモア・ジュニオ選手(スピードスケートカナダ代表)
君の方がきっとメダルを取れるはずだと僕の代わりに君がオリンピックに出て滑ってほしい。と、世界中の全てのアスリートの中で、やっとの思いで獲得したオリンピックの切符をどのくらいの人が他人に渡す事ができる人がいるでしょうか。
今回のソチオリンピックではフィギュアスケートの浅田真央選手、羽生結弦選手、女子スキージャンプの高梨沙羅さん、スノーボードなど本当に感動するシーンが多かったと思いますが、浅田真央さんの「メダルを取らずして全世界を泣かせた演技と涙」についてはもう話す事が無いレベルだと思います。
ということで私が中でも注目したのは、ソチオリンピック・スピードスケート男子1000m銀メダリストのデニー・モリソン選手(カナダ代表)にレース前、自分はきっと良い結果が出せないからオリンピックの1000mを僕の変わりに出場してくれないか?君ならきっとメダルが取れると思い切った行動に出たギルモア・ジュニオ選手です。
本来であればカナダのオリンピック選考会で代表資格を得た500m、1000mに出場する予定だったギルモア・ジュニオ選手ですが、本大会が始まってみると先に出場した500mでの10位。
カナダチームとしての意地。チームメイトへの友情と信頼。本来、カナダチームで1000mを一番得意としているモリソンが出場する事がメダルに近いと信じたからの決断でしょう。
納得できない状況かもしれませんが、最高の舞台で試合に出場できる選手は限られた人間しかいない。しかもその舞台は4年に一度しか無く、全てのアスリートにとっては自分の生涯をかけた夢、目標になっている試合であり、簡単にできる事ではないと思います。
自身の事だけでなく、今ある状況と予測をしっかり冷静になって分析した結果、チームとして、仲間として、国として、本当に意味のある行動に出たギルモア・ジュニオ選手に次回こそ自身が出場し健闘する事を祈ります。
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「南青山メディカル整骨院」院長中野